Andy Brown 個展
The Things We Share
Andy Brown - ペインティング
ヒロマート・ギャラリーでは、Andy Brown(アンディ・ブラウン)の日本での初個展『The Things We Share』を開催いたします。
Andy Brownはアメリカのアーティストで、現在、ケンタッキー州ダンビルに拠点を移し活動しています。最近の絵画作品では、文化的アイデンティティの定義を追求した作品を制作しています。
本展覧会では「私たちが共有するもの」をキーに制作した最新のペインティング作品をご紹介いたします。
<作家> Andy Brown
<展覧会名> The Things We Share
<会期> 2023年3月1日(水)〜4月2日(日)
午後1時〜7時
(休廊:月・火)
アーティスト・ステートメント
文化的アイデンティティを定義することは複雑であり、一見すると捉えにくいものです。それを論ずる際に私たちが使う言葉は差別化を強調、区別することが多く、ときには困惑させますが、私たち個別性に由来する直接的な要素、オブジェクト、そして生活空間は見事に固定しています。東京で暮らした2年間とアメリカに戻った今、その経験は、私の日本人の妻の文化遺産だけではなく、私自身のアイデンティティの形についても批評的に考えたいという私の関心は高まりました。私にとって、この探求の場の一つは、日常使うオブジェクトであり、コップ、皿、家を埋め尽くすこまごまとした小物は、私たち自身を定義する方法の一つになります。最近の私の作品では、私たち互いの家のオブジェクトの融合、地理的にまたおそらく文化的に離れたオブジェクトが相互作用した空間を創り出しています。これらのありふれたアイテムを持ち込むことで、私たちのアイデンティティが交差し、お互いを豊かにする多くの場所をゆっくりと明らかにします。
Andy Brown(アンディ・ブラウン)
教師の息子として生まれ、メリーランド州ボルティモアで育った。
2005年にTowson UniversityのPaintingでBAを優等で取得、Louisiana State University大学院のPainting・drawingで2013年にMFAを終了し、ディーンズメダル・アカデミックエクセレンスを授与している。
パンデミックの2年間を東京で過ごし、現在はケンタッキーのCentre Collegeでペインティングとドローイングを教えている。
作品は国内外のグループ展、個展で展示されている。
作品画像
トップ:「A Soda and Bird Painting」
下:「Just Before We Met」、「Remind Myself to Come Back Soon」
11x14インチ、パネルに油彩、額付き、2022年
○ 作品の購入をお考えの方、プライベートビューをご希望の方、またはお問い合わせ: eメール
○ 掲載に関する取材、資料請求につきましては、ご連絡ください