Jad Fair 個展
Love Birds
Jad Fair 個展 - ペーパーカッティング(切り絵)、ドローイング
ヒロマート・ギャラリーでは、アーティスト、ミュージシャン(伝説的な米国のオルタナティブ・ロック・バンド「ハーフ・ジャパニーズ」結成)として知られるジャド・フェア(Jad Fair)の個展『 Love Birds 』を開催いたします。
毎回(2011年、2013年)好評をいただき、3度目となる今個展は、「鳥」をモチーフにして制作された新作のペーパーカッティング作品(切り絵)で構成されます。鑑賞者はモノクロの作品から色を見いだすことでしょう。また、カラフルな新作のドローイング作品も発表いたします。
全作品は、今展『Love Birds』に向けて制作された作品となり、会期中は、ジャド・フェアの歌とともに、ボイス・メッセージも流れます。
<作家> Jad Fair(ジャド・フェア)
<展覧会名> Love Birds
<会期> 2015年3月19日(木)〜4月26日(日) 午後1時〜7時
(休廊:月、火)会期以外のご来場はご相談ください。
* 3/21(祝日)も通常通り開廊いたします。
アーティスト・ステートメント
僕はペーパーカッティングが大好きである。実にシャープできれいな姿かたちをしている。15年以上の間、ペーパーカッティングは僕のメーン・フォーカスとなっていて、たいてい毎日少なくとも3時間は制作している。切るときは、はさみとアートナイフを使っている。
今展のペーパーカッティングは全て鳥である。僕は田園で生活していて、多くの種類の鳥が家の近くにいてラッキーなんだ。ペーパーカッティングは全て黒と白、どうぞあなたの想像力で鳥の美しい彩りを見てください。
1974年にジャド・フェアは、兄のデヴィッドとともにローファイ・オルタナティブ・ロックグループ「ハーフ・ジャパニーズ」を結成した。その後30年以上に渡り、ハーフ・ジャパニーズは30枚近くのレコードを発表し、彼らの純粋でロックンロールへの溢れるような熱意は固定ファンを夢中にさせ魅きつけた。
ジャドはまたソロ活動も行い、時折、ダニエルソン、ダニエル・ジョンストン、ティーンエイジ・ファンクラブ、ヴェルベット・アンダーグラウンドのモー・タッカー、ヨ・ラ・テンゴ、ソニック・ユースのスティーブ・シェリーやサーストン・ムーア、ジョン・ゾーンやクレイマーといったミュージシャンらともコラボレーションしている。
アルバムカバー制作(ハーフ・ジャパニーズの多くのアルバム、全てのソロアルバムカバーのデザインを手がけている)は、ジャドの才能をビジュアルアーティストとしての第2のキャリアへと導いた。
彼のシンプルで楽しげなドローイング、入り組んで複雑なペーパーカッティングは、世界各地のギャラリーで展示されている。画集はアメリカやイギリス、ドイツ、フランス、オランダ、ポルトガル、日本で出版されている。
ごく最近の展覧会は、New City Galerie(バーモント州バーリントン)、Tusk(英国・ニューカッスル)、International Arts Movement(ニューヨーク州ニューヨーク)で開催された。
作品画像:トップ 「Pretty」、上→下「Together」、「Lucky」、「Song」、ドローイング、ドローイング
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